抱っこひもの安全な使い方についてー企業の方からの投稿をご紹介します（保護者の方からの投稿に対するお返事）

抱っこひものメーカーの者です。

抱っこひも使用時のヒヤリとしたご経験について投稿拝見しました。

※投稿はこちら

お子さまにお怪我などなかったとのこと安心いたしました。

構造や装着方法に関わらず、抱っこひもを装着した状態で前かがみをされた場合、少なからずお子さまに落下の危険性は発生してしまいます。

SGマークがついている商品などの場合、落下の危険がない事など試験にて確認されておりますが、危険性がゼロになるものではございません。

特に抱っこひもを緩い状態で装着していると特に落下の危険性がございますので、ご使用者様のお体に合わせてしっかりとフィットさせてお使いいただきますことをオススメいたします。

具体的には、

・お子さまの抱き位置が、下を向いた時に頭にキスできるくらいの高さになるように調整する

・ストラップを締める際には、ストラップを引っ張るだけでなくお子さまを抱き上げながら締める

・背中側に調整のストラップがある場合は、その位置を肩甲骨の真ん中あたりに調整する

など細身や小柄な方の場合は特に気にしていただければと思います。

また、今回はお２人目にご使用だったとのことですので、抱っこひも自体に劣化がないかご使用前にご確認ください。

・生地やバックルに破損はないか  

・使用中に自然にストラップが緩んでしまわないか

抱っこひもはあくまで布製品となりますので、経年劣化が生じてしまいます。

安全にお使いいただくためにも、「お子さま１人に１つの抱っこひも」を推奨しております。

少しでもお悩みの解決になりましたら幸いです。